CASE STUDY 07 December, 2021
通電性UP! 無光沢スズめっき
通電性が良い金属といえば、銅ですが、
銅は、酸化されやすく、酸化するとその性能が落ちてしまいます。
そのため、銅素材の端子などは、そのまま使用せず、スズめっきをすることが多いですね。
【スズめっきのGOODポイント】
☆銅よりも酸化されにくいので、銅そのままで使うよりも、通電性を維持できます。
【銅ブスバーにスズめっきをした写真】
↑ 写真1 全体写真
↑写真2 アップ写真
社内のめっき用のブスバーに、無光沢スズめっきをした写真です。
無光沢スズめっきは、クールな白色の外観です。(写真1,2 中央)
表面は、大変キズつきやすく、こすれた部分は光沢が発生します。(写真2,左側)
めっきがとれているように見えるかもしれませんが、光沢がでただけで、めっきがとれたわけではありません。
【対応素材】
・銅
・真鍮
・アルミニウム
・チタン etc・・・
軽量化のために、銅のかわりにアルミニウムを使用する例も増えていますね。
日本電鍍工業では、アルミニウムに対しても処理可能です。
一度お問い合わせください。